【息子への手紙】仕事の進め方について

【息子への手紙】仕事の進め方について

息子へ、

最近帰るのが遅くなってごめんね。

前は早く帰ってきて、お風呂に一緒に入ったりご飯を食べたり出来てたのに、最近は休みの日ぐらいしかゆっくり遊べてないね。

さっさと仕事を終わらせて家に帰れたらいいんだけど。。

今日は少し仕事の取り組み方について話すよ。

* * *

パパはずっと、早く偉くなりたいって思ってた。

偉くなったら、面白くない仕事とか苦手な仕事とかをパパの代わりにやってくれる人を雇って、自分は得意なこととか好きなことばっかりやれると思ってたから。

でもね、最近それは違うのかも知れないって気づいてきたんだ。

偉くなればなるほど任せられる仕事が多くなって、自分だけじゃ出来ないぐらい多くなって、いろんな人にお願いしないといけなくなっちゃう。

お願いするにも、その仕事の内容を理解していないと、単に自分の責任を押し付けるだけになっちゃう。

だから、自分でやらない仕事でも、ちゃんと勉強して、自分にでも出来るってなってからお願いしないといけない。

凄く、大変だよね。偉い人って凄く大変なんだよ。

* * *

じゃあパパは何を目指すのかっていうと、自分で最初から最後までやりきる人になりたいと思ってる。

自分が任せられた仕事は、最後の最後まで自分が面倒を見て、終わらせる人。

途中で誰かにお願いしない分、凄く大変なんだけど、その大変さは偉い人の大変さとはちょっと種類が違うんだよね。

お願いしない時の大変さって、後で振り返ってみるとその仕事に対する自分の力が凄く付く経験になる。

一方で、たくさんの仕事をたくさんの人にお願いする時の大変さって、あんまり力が付かないような経験にしかならないと思う。

もちろんお願いする力はつくけど、パパはもっと自分で手を動かして、たくさん間違って、最後の成果にたどり着きたいんだよね。

* * *

これは、たくさんの人が一緒に仕事をする時も凄く大事なことだと思う。

人が多ければ多いほど、みんなであーでもないこーでもないって言って議論する時間がどんどん長くなって、手を動かす時間がなくなっていっちゃう。

だから、仕事を進めたいなら、3人ぐらいで集まって話し合いながらどんどん進めていくのがいいんだよね。

その時に、手を動かさなくて、誰かにお願いばっかりする人がいたら、全然仕事が進まなくなっちゃう。

パパはそうなりたくないから、少人数で話し合いながら、全体の流れも考えながら、手を動かすっていう仕事の進め方を最近してるんだ。

偉くはないけど仕事が出来る男になるね。

出来るだけ早く帰ってくるから、許してね。

明後日からは三連休だから、ゆっくり遊ぼう。