【息子への手紙】戦争から日本が学ぶべきこと

【息子への手紙】戦争から日本が学ぶべきこと

息子へ、

今日は8月15日。今日は日本にとってすごく大事な日です。

今から73年前の今日、大きな戦争が終わったんだよ。

太平洋戦争とか第二次世界大戦とか、いろんな呼び方があるけど、日本がアメリカとかイギリスとかロシアとか、世界中のいろんな国を相手に戦って、コテンパンにやられちゃった。

日本みたいな小さな国が、世界中の大きな国を相手にして勝てる訳がないってことは、最初から分かってたはずなんだけどね。

じゃあなんでそんな事になったんだと思う?

理由はたくさんあって、はっきりとこれが原因!って言うのは難しいけど、パパが勉強して感じたことを書くね。

まず、この大きな戦争が始まる前に、日本は中国とロシアっていう当時とても強いって言われてた国々と戦争をして勝ったんだよね。

それで、すごーく調子に乗っちゃった。実際の実力よりも、自分たちはもっと強いんだって過信しちゃった。

特に陸軍の一部の人たちは、世界で一番の国になれると思って、どんどん周りの国を侵略して国土を大きくしようって気持ちが湧いてきた。

そこで何をしたかって言うと、新聞とラジオを使って、国民を「戦争するぞーー!!」って煽ったんだよね。

そしたら国民は「よっしゃ戦争やるぞー!」ってなって、日本全体が戦争に向かって突き進んじゃった。

実際に戦争をやってみると、最初の頃は連戦連勝でみんな大盛り上がり。新聞もラジオも戦争のことを報道すると儲かるから、どんどんどんどん煽り立てる。

でもある時からちっとも勝てなくなっちゃったんだよね。

これも理由はいろいろあるんだけどそれは置いといて、問題だったのはもう勝てなくなったのに、国全体が戦争一色だったから引くに引けなくなっちゃってたってこと。

このまま突き進めば、コテンパンにやられるだろうって分かってても、やめられなかった。

それで73年前の今日、310万人が亡くなって、ボロボロになった日本が降参して、ようやく戦争が終わったんだよ。

毎年この時期になるとテレビでは戦争に関するいろんな特集をしてる。

どの番組も戦争の悲惨さを伝える為に色んな資料を見せるんだけど、どれも被害者目線で語られることが多い。

でも、軍の一部の人たちだけじゃこんなに大きな戦争にはならなかったはずなんだよね。

マスコミに煽られて、国民の大多数が戦争に賛成しちゃったから、止められなくなったんだと思う。

パパは、これこそが日本国民が太平洋戦争から学ぶべき教訓だと思うんだよね。

だから、テレビとかインターネットとか、色んなメディアが情報を発信してるけど、鵜呑みにせずに自分の頭で考えることがすごく大事だと思う。

今日はとっても難しいことを書いたんだけど、いつか分かってくれたら嬉しいな。

パパより