【育児論】子供の興味と一般常識、どちらを優先すべきか論

【育児論】子供の興味と一般常識、どちらを優先すべきか論

先日、家族で買い物をしていた時に、中国人女性が娘だと思われる少女を、思いっきり叱っているところを目撃した。

ボクシングの試合前のように、額がくっつきそうなぐらい顔を近づけて、猛烈な勢いで叱り倒していた。

娘のほうは、泣くなと言われたんだろうか、必死で泣くのをこらえながら女性の目を見つめていた。

この光景を見て、僕は2つの話を思い出した。

一つ目の話

皆さんは、「みんなの学校」という映画をご存じだろうか。特別支援の対象となる児童もそうではない児童も一緒のクラスで学ぶ「インクルーシブ教育」を推進する大阪市の小学校を舞台にした、ドクメンタリー映画だ。

この映画のワンシーンで、若い男の先生が、先の女性と同じように児童を厳しく指導していた。それを見た校長先生が、後で先生を呼び出し、「あんなに大きな声で叱ってどうしたん?あの子が後で飛び降りたらどうするん?あんなん絶対ダメやで。」と叱ったのだ。

確かに、子供は僕たち大人からすると思いもよらない行動をとって、時にはやってはいけないことをしてしまうことがあるだろう。

かといって、声を荒げて、子供が委縮したり深く傷つくような怒り方をするのはかえって逆効果だし、最悪の結果も招きかねない。

先の女性に伝えてあげたいが、いきなり知らない人からそんなことを言われても「は?」ってなるだろうし、ましてやその時は烈火のごとく怒っているので、女の子の無事を祈ってスルーした。

二つ目の話

この前、ホリエモン氏と箕輪氏の対談を聞いていて、気になる話があった。箕輪氏の3歳の娘が、YouTube が大好きで、放っておいたら何時間でも見ているので、3時間ぐらいしてスマホを取り上げたら、凶暴化したという話。

箕輪氏はどうしたらいいんですかねー?と聞いたら、ホリエモン氏は、いいじゃん、YouTube 。好きなだけ見させてあげなよ。と。

ホリエモン氏曰く、大人が正しい道を教えてあげないといけないと思いこんでいるのは間違いで、子供はいつも正しい。とのこと。

だから、大人は、子供がやりたいことを止めちゃいけないし、好きなだけできるようにお金や食べ物などのリソースを提供してあげさえすればいいらしい。

YouTubeが好きなら、好きなだけ見させてあげたらいい。

結構極端な意見だとは思うけど、方向性は同意できると思った。

僕はどうすればいいんだろうか

この事件に遭遇するまでは、「あれもだめ、これもだめ」と言って息子の可能性を狭める親にだけはなりたくないと思っていた。一方で、AI時代の生き方のようなイベントに参加しては、こういう能力がこれからは必要になるから息子につけさせてあげたいと、自分でシナリオ作りをしていたところもある。

子供の興味を最優先事項とするホリエモン氏と、年長者がしっかりと躾なければならないと考えている男の先生や女性の、ちょうど間のようなポジションになるのだろう。

僕は前者を目指したいと思いながらも、息子の人生に介入したい気持ちがわいてきてしまう。

よく、親が出来なかったことを子供に託すという話を聞くが、そんなの子供にとってはいい迷惑だろう。

三つ子の魂百までというので、まさに今が大事な時期。

まずはできることから。明日は息子がいつも狙っているアイフォンの充電コードを、好きなだけなめさせてやろうと思う。