【超低出生体重児】【NICU奮闘記】【コウノドリ出演】日齢 2 (修正26週1日) 動脈管開存症を発症!

【超低出生体重児】【NICU奮闘記】【コウノドリ出演】日齢 2 (修正26週1日) 動脈管開存症を発症!

山場の3日間のうち、2日が経過しました!

今日の先生のお話

昨夜、”動脈管”という”胎児の名残り血管”の血流が増加し、動脈管を細くする薬を投与しています。

その後、血流は減った印象ですが、血管構造は残っており、必要に応じて適宜追加投与を行っていきます。

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動脈管ってなんでしょう。。。

胎児の名残り血管と言われてもピンとこず、それが開くことでどんな影響があるのかさっぱりわからないので、わかりやすく説明してもらいました。

簡単に言うと、体内行くはずの血流が体内を通らずに再び肺に戻るバイパスができてしまうこと、のようです。

心臓、肺、体の血液循環を、段階を追って説明します。

胎児のときは、右房から出た血液の大半は肺を通らずに体循環にめぐっていきます。

体循環     ←   左房(心臓左側)

↓       ↑

右房(心臓右側) →  肺循環

この真ん中の矢印が動脈管です。

生後、この動脈管は、赤ちゃんの肺が発達していくにつれて閉塞していき、最終的には下記のような循環になります。

体循環     ←   左房(心臓左側)

↓            ↑

右房(心臓右側) →  肺循環

しかし、動脈管が開いたままだと、下記のように胎内にいる時とは逆向きに血液が流れてしまいます。

体循環     ←   左房(心臓左側)

↓       ↓    ↑

右房(心臓右側) →  肺循環

これによって、必要以上に肺に血液が流れ込み、負担をかけてしまうのです。

説明してもらった時の資料。

下の方の、肺動脈と大動脈を繋いでいる黒い線が大動脈です。

これによる影響は、

肺への血流が増える→呼吸が苦しくなる、肺出血

腎臓への血流が減る→尿が減る

腸への血流が減る→腸の動きが悪くなる

今は、動脈管を細くするためにインダシンという薬を投与していますが、効果がない場合、手術が必要とのこと。

これから、この動脈管との長い戦いが始めるのでした。

 

続き:【超低出生体重児】【NICU奮闘記】【コウノドリ出演】日齢 3 (修正26週2日) 山場の72時間を無事突破!